グランプリ
ニンテンドーDS Lite
3月に発売された「ニンテンドーDS Lite」は、500万台を突破。昨年発売し大ヒットした、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をきっかけに“脳トレブーム”が加速。ゲーム市場に中高年や女性層が新たに加わりユーザーが拡大。大ヒットにつながった。
今年は鍛脳ゲーム以外に、漢字・英語・常識力の学習ソフトや料理・株・マジックなど、ゲームの枠を超えたソフトが発売され、ゲーム業界の可能性を広げた。
準グランプリ
スポーツ劇場
2006年はスポーツ界でヒロイン、ヒーローが多く誕生した。トリノ五輪で金メダル、「イナバウアー」が流行語大賞を受賞した荒川静香。独自のパフォーマンスで日本中を楽しませてくれた新庄剛志。高校生らしく爽やかな好青年のハンカチ王子(斉藤投手)など、スケート、野球、ボクシング、ゴルフなど、様々なスポーツ劇場に酔いしれた。
また、今年はサッカーW杯が開催。王貞治監督率いるWBCでは世界一になるなど、スポーツを通じて日本中がひとつになった年だった。
部門賞
ファッション賞
エビちゃん
“モテカワ”がファッショントレンドになり、雑誌「CanCam」が一人勝ち。モデルのエビちゃん(蛯原友里)が着た服が即完売し、宣伝した商品がヒットする「エビ売れ」という言葉まで生まれた。
エンタメ賞
mixi
会員数600万人を突破。今年の9月には上場も果たし、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の国内No.1に。mixi(ミクシィ)の急成長で、インターネット市場に変化が起こった。
ムービー賞
DEATH NOTE
「海猿」、「男たちの大和」、「日本沈没」、「THE有頂天ホテル」と邦画が大ヒット。中でも「デスノート」は、邦画史上初の前編・後編の連続上映で話題に。来年、スピンオフの続編も決定。
ミュージック賞
倖田來未
2006年のアーティスト別売り上げでトップ、年間カラオケリクエストでも1位を獲得。“エロカッコイイ”の代名詞で、ミュージックシーンの新女王として不動の地位を確立した。
ブック賞
ダ・ヴィンチ・コード
今年、トム・ハンクス主演で映画化され、世界中で「ダ・ヴィンチ・コードブーム」が巻き起こった。2004年に発売された書籍は、日本のみで文庫本・単行本の合計が、1000万部を突破。
2006年って、こんな年
2006年は景気回復と言われながら、『格差社会』を感じる年だった。軽自動車の売り上げが伸びる一方で、高価格の土鍋炊飯器、プレミアビールなど質の高い商品がよく売れた。200万部を突破した『国家の品格』をはじめ、「TSUBAKI」、「えんぴつで奥の細道」、「男前豆腐」など、『日本らしい』ものもヒット。
携帯電話は音楽プレーヤー機能が充実し、『ワンセグ』、『番号ポータリビリティ』によりさらに激化。ネットのトレンドは「ブログ」から『SNS』へ。健康分野では『メタボリックシンドローム』が注目され、「黒烏龍茶」、「ヘルシアウォーター」などの関連商品が売れた。ファッションは、『スキニーデニム』が流行。美容分野は大きな動きがなく、ヒット商品として酸素水、コラーゲン飲料、シートマスク、おなかウォーカー、アンチエイジング商品、高カカオチョコがあげられる。
芸能界では、KAT-TUNがドラマ・CMで大活躍、ヒット曲を連発し大きく飛躍した。また、長澤まさみ、沢尻エリカ、綾瀬はるか、石原さとみ、上野樹里、堀北真希ら『若手女優』の活躍が目立った。お笑いは、オリエンタルラジオ、桜塚やっくん、「チョット、チョットチョット」のザ・たっち、「欧米か!」のタカアンドトシが人気に。劇団ひとり著書の「陰日向に咲く」がベストセラーになり、『芸人作家』として脚光を浴びた。
商業施設では、「表参道ヒルズ」、「ラゾーナ川崎」が開業。ららぽーと豊洲にオープンした子供のお仕事体験パーク「キッザニア東京」、スウェーデンのホームファニッシングストア「IKEA」も話題のスポットに。くつろぎ施設としては、「六本木zaboo」、浦安に「湯巡り万華郷」、「舞浜ユーラシア」などの『大型温浴施設』のオープンが相次き、都心で温泉を楽しめるようになった。
「2006年 流行ったと思うものは?」と聞いた読者アンケートでは、1位「岩盤浴」、2位「ニンテンドーDS Lite」、3位「ハンカチ王子」、4位「mixi」、5位「たらこ・たらこ・たらこ」という結果になった。2006年は、映画、書籍、商品とも「日本」が見直され、スポーツから元気をもらった。一方、岩盤浴、脳トレなど、昨年からの流れを引き継いだトレンドも多く、そういう意味では大きな流行が生まれない年だった。











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